学会講座メモ

第77回東京矯正歯科学会学術大会で座長を務めました...

平成30年7月12日木曜日に有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11F)で開催された大77回東京矯正歯科学会学術大会で二つの演題の座長を務めました。東京矯正歯科学会は日本で最大の矯正歯科学会である日本矯正歯科学会の関東地方会といった存在です。 一つ目は“包括的治療を施行した上顎後退症を伴うKabuki症候群の1例”です。歌舞伎症候群は1981年に二人の日本人医師...
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男子大学生の体重増加のリスクファクター 京都大学で...

京都大学の男子大学生で3年次と4年次の健康診断でBMIが5%以上増加した学生の生活習慣上のリスクファクターを探った後ろ向きコホート研究です。Public Health Nutrition 2009年12月号に掲載されました。 健康診断は学校健康法により毎年実...
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永久歯のない乳歯は長持ちする?

乳歯の下には永久歯が控えていて、生え変わりの時期になると永久歯が生えてきて乳歯の根っこを溶かして抜け落ちるのが普通です。しかしたまに乳歯の下に永久歯がない場合があります。先天欠如といってあるべき永久歯がないのです。 日本小児歯科学会の最近の調査では上下とも2番目の側切歯と5番目の第2小臼歯の欠如が多くおよそ10%のひとに見られたと報告されています。決してまれ...
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日本矯正歯科学会認定医を更新しました。

院長島田達雄が公益社団法人日本矯正歯科学会の認定医・指導医を更新しました。5年ごとの更新です。取得が1995年ですので4回目の更新です。
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永久歯抜歯治療率69.2%

7月16日開催の東京矯正歯科学会学術大会の症例報告での結果です。提示されていたデータから計算しました。この症例報告には日本矯正歯科学会認定医更新のために提出される先生も多く、その場合は試問も受ける必要があります。そのため標準的な矯正治療の概念に基づいてきっちり治療された症例が提出されていると思われます。すべて永久歯咬合でマルチブラケット装置による治療です。 ...
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第74回東京矯正歯科学会学術大会at新宿

7月16日に1日かけて一般口演、特別講演、症例報告、企業展示が行われました。一般口演から気になったものを2つご紹介します。 1つはマルチブラケット装置による治療での上2本の抜歯の治療終了時の咬み合わせについてです。成長期を過ぎた出っ歯の場合など上だけの抜歯で...
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Ⅲ級 不正咬合の矯正治療結果の予測-システマティッ...

不正咬合の矯正治療結果の予測-2

  2011年ヨーロッパ矯正歯科学会誌に掲載 ポーランドのFudalej先生らによる論文。   受け口=前歯の反対の咬み合わせである成長期の子供への矯正治療の結果をあらかじめ予測できないかを探究した論文です。 Ⅲ級不正咬合とは下アゴが過成...
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